<骨・関節の病気>
ほとんどの骨折は、交通事故や、高いところから落下したりした物理的な衝撃から起きます。また、病気で骨が弱くなっていると、ちょっとした衝撃でも折れることがあります。 【症状】 【治療】 関節の骨と骨が、正常な位置からずれてしまう症状を脱臼といいます。 【症状】 【治療】 股関節形成不全 犬に多い遺伝的疾患のひとつです。 【症状】 【治療】 【予防】 膝の前十字靭帯は、交通事故などの外的要因で切れることもありますが、最近、高齢により靭帯が弱まったり、肥満によって膝に負担がかかって切れるケースが増えています。 【症状】 【治療】 背骨は、椎骨というたくさんの骨がつながってできています(194P図参照)。 【症状】 【治療】 |
遺伝的な原因や肥満や老化などにより、軟骨が正常な形を保てなくなると、気管が押しつぶされることになり、空気の流通が悪くなって呼吸困難を起こします。
【治療・予防】 ウイルスや細菌が、気管支で起こす炎症です。連続して乾いたせきをするのが特徴。 【症状】 【治療】 ウイルスや細菌などによる感染症がひどくなると肺や気管支に炎症が起きます。これが肺炎です。 【症状】 【治療】 軟口蓋過長症 パグ、シー・ズー、ペキニーズ、ブルドッグなどの頭の短い短頭種に多くみられる病気です。 【治療】 肺の中に水がたまって、呼吸ができなくなり、死に至ることもある病気です。 【症状】 【治療】 気管支炎や、腫瘍などで気管支が狭くなったりすると、まわりの肺胞が傷ついてしまいます。 【治療】 |
アレルギー反応によって皮膚に炎症が生じる病気です。特に有害な物質でなくても、体内に入ると防御反応としてアレルギー反応が起こり、その結果皮膚に炎症が起きます。 【症状】 【治療】 犬の皮膚病で比較的多い病気です。皮膚で化膿性細菌の繁殖が起こり、化膿して強い痒みが起こります。 【症状】 【治療】 皮脂腺の分泌の異常による病気。内分泌系の異常や、寄生虫感染、栄養不足、アレルギーなどが原因となります。 【症状】 【治療・予防】 疥癬症は、ダニの一種であるイヌセンコウヒゼンダニが皮膚に寄生して起きる皮膚病です。 【症状】 【治療・予防】 ノミが血を吸う時、ノミの唾液が犬の皮膚に入るため、唾液に含まれる「パプテン」というたんぱく質に対してアレルギー反応が起こり、皮膚炎になります。 【症状】 【治療・予防】 糸状菌というカビが原因で起きる皮膚病です。糸状菌が皮膚につくと、毛根の中に菌糸を伸ばしていきます。菌糸が入った毛はもろくなり切れてしまい脱毛します。 【症状】 【治療】 甲状腺機能低下や副腎皮質機能亢進などホルモンの代謝異常のため起こります。 【症状】 【治療】 ニキビダニとよばれる寄生虫が皮膚の皮脂腺に寄生し、脱毛や皮膚炎をひき起こす病気です。 【症状】 【治療・予防】 ツメダニというダニの一種が皮膚に寄生して炎症を起こす病気です。 【症状】 【治療】 |
イヌジステンパーウイルス(パラミクソウイルス・モルビリウイルス属)が原因。飛沫感染(犬のくしゃみなど)間接感染(感染している犬の使用した食器など)直接感染(直接感染している犬に触れる)の3つの感染経路があります。伝染性・死亡率ともに高い病気です。 【症状】 【治療・予防】 イヌアデノウイルス型(アデノウイルス・マストアデノウイルス属)が原因で、感染犬の尿・唾液がほかの犬の口の中に入ることによって感染します。 【症状】 【治療】 【予防】 イヌヘルペスウイルス(ヘルペスウイルス・アルファヘルペスウイルス属)が原因で起こります。 【症状】 【治療】 【予防】 パラインフルエンザウイルスとイヌアデノウイルス?型、マイコプラズマ、細菌などの混合感染によって起こります。 【症状】 【治療】 【予防】 イヌパルボウイルス(パルボウイルス・パルボウイルス属)が原因。感染した犬の糞便、嘔吐物などに口や鼻が触れることによって感染します。 【症状】 【治療】 【予防】 イヌコロナウイルス(コロナウイルス・コロナウイルス属)によって起きる腸炎です。非常に感染力が強いのが特徴です。 【症状】
【予防】
キャンピロバクターが、感染犬の糞便から口に入ることにより感染します。人にも感染し、腸炎をひき起こす原因となる、人畜共通感染症です。 【症状】 【治療】 狂犬病 狂犬病ウイルス(ラブドウイルス・リッサウイルス属)が原因。 【症状】 【治療】 【予防】 犬レプトスピラ菌が原因。ネズミによって伝播され、ネズミの尿に汚染された、水や土壌に触れて感染します。人畜共通感染病。 【症状】 【治療】 【治療・予防】 イヌ条虫という寄生虫が原因。瓜の種が並んでいるようにみえることから瓜実条虫ともいわれます。 【症状】 【治療】 【予防】 イヌ回虫、またはイヌ小回虫が原因です。寄生虫がいる犬の糞便の中にある虫卵を、ほかの犬が口に入れることで感染します。 【症状】 【治療】 【予防】 鉤虫症 イヌ鉤虫が原因。糞便とともに排泄された虫卵がふ化し、口または皮膚から犬の体内に入ります。母犬の胎盤や乳汁からの感染もあります。 【症状】 【治療】 【予防】 コクシジウムという原虫が原因。糞便とともに排泄された、オーシストと呼ばれる段階のコクシジウムを口に入れることによって感染します。 【症状】 【治療・予防】 鞭のような形をしたイヌ鞭虫が原因です。外界に排泄された虫卵が口から摂取されて感染します。 【症状】 【治療・予防】 マダニを媒介にして、バベシア原虫が原因で起こる病気です。感染している犬にマダニが寄生した時、血液に含まれるバベシア原虫がマダニの身体に入り、そのマダニが別の犬に寄生した時、バベシア原虫の感染が起こります。 【症状】 【治療・予防】 |
このページTOPへ 腎臓に炎症が起きている状態です。炎症が起きることで、腎臓の機能が低下します。原因となるのは、フィラリア症(→133P)、子宮蓄膿症(→166P)、中毒、糖尿病(→173P)、感染症(→146P)などです。 【症状】 【治療】 腎臓の働きが悪くなり、有害な物質が体外に排泄されず、血液中に老廃物がたまって、全身に障害を及ぼします。腎不全には、大きく分けて「急性腎不全」と「慢性腎不全」があります。 【症状】 【治療】 腎臓、尿管、膀胱、尿道を尿路と呼びます。 【症状】 【治療・予防】 泌尿器の感染症で一番多い病気で、細菌感染がほとんどです。オスよりメスのほうが尿道が短いので、細菌に感染しやすく、膀胱炎にかかりやすいのが特徴です。 【症状】 【治療・予防】 肝炎は、何らかの理由で肝臓が働かなくなる病気です。 【症状】 【治療】
【症状】 【治療・予防】 出産後、子犬に授乳している時に起こる病気で、細菌感染や、乳汁の分泌が多過ぎる時に起こります。 【症状】 【治療】 老化により精巣からのホルモンの分泌が悪くなって起こる病気です。 【症状】
【症状】 【治療】 乳房にできる腫瘍で、犬の腫瘍では最も多く発生するものです。 【症状】 【治療】 【予防】 皮膚や皮下にできる腫瘍で、乳腺の腫瘍に次いで発生が多い腫瘍です。 【症状】 【治療】 消化器や泌尿器などの、体の中の臓器にできる腫瘍です。 【症状】 【治療】 歯茎や舌、口の粘膜などにできる腫瘍です。 【治療】 ふつう腫瘍は、中高齢の犬に多く発生しますが、骨の腫瘍は例外で、2歳前後の若い犬、特に大型犬の前足によくみられます。 【症状】 【治療】 リンパ肉腫 顎の下や腋の下などにあるリンパ節にできる腫瘍です。治療しないと平均3カ月前後で死亡するため、早期発見と治療が大切です。 【症状】 【治療】 |
犬の病気はさまざまです。犬は何も言えないので、飼い主が気をつけて 気づいてあげなければなりません。
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